2012年9月20日木曜日

時の流れに身をまかせ〜♪

続き

タンザニアに着いて空港でタクシーも見つからずウロウロしていたら、ある黒人が声を掛けてきました。タクシーを探していると話したら彼は手配をしてあげるから事務所に来いよ!と荷物を持って空港内の事務所に強引に連れて行かれました。
不安だらけの状況に輪がかかって不安×5ぐらいになり心の中で
私「タンザニアに着いた瞬間に終わったぁ〜(ToT)」

有無を言わさず連れて行かれた場所は
狭いスペースに机とソファーだけ、そして先ほどまでの彼はいつまにか消えて一人きり・・・
実際は待つこと数分でしたが、とてつもなく長く感じました

すると、タイソンばりの人がスーツを来て入ってきました。
私「完璧に終わった・・・サヨナラ・・・」
心の中で頭を抱えていました。
すると彼は甲高い声で「タクシーだろ、呼んでやるよ(*゚▽゚*)」
私 「えっ(゚o゚;;」
行き先を伝えると彼は 「$30な!!(*゚∀゚*)」
私 「いやぁ〜調べたら$15で着く場所なんだけど・・・(´・ω・`)」
彼 「う、う〜ん、じゃあ$15でいいよ( *`ω´)」
その場で$15を渡していると、いつの間にか声をかけてきた彼が荷物を外へ運び始めてる。

ターミナルで二人で待つこと数分・・・
そこでタクシーの運転手としてきたのが現在でも友人であるALLYです。


先ほどまでの極度の緊張から解放されてテンションも上がって初対面のALLYと一気に色んなことを話して打ち解けました。
今でも考えれば、単に運が良かっただけかもしれないし、自分の勉強不足だったのかもしれません。

今回の「時の流れに身をまかせ〜♪」なのですが
彼は他のアフリカの人と違い待ち合わせや行動に関して、出会ったタンザニアの人には珍しく時間には厳しい考え方を持っています。
いつでも待ち合わせでは先に来ています。(私も10分前には行っているのに)

一緒に行動をするようになった時にある話題になりました。
それは人生設計というか生きるという事についてでした。

タンザニアでは平均寿命が60才です。
彼は当時42才で60才までの18年間の間にするべきことを計画して実行している。

彼が話してくれて、ハッと気づいた言葉が
「時間は無限ではない有限なんだ!!」
「だから自分のルーズさで他人の時間を無駄に使わせてしまうことは、とんでもない悪だ!」

普段の生活の中で忘れがちで一番大切なのが他人と約束した時間です。

いくら約束より早く着いても誰も文句は言いませんが、遅れる事で確実に迷惑を人にかけます。

私はどんなに立派な考え方や行動をしていても、時間に平気で遅れる人はまず信用しません。ましてや遅れてきて毎回クドクドと理由の説明は聞きたくないのです。
全ての人が時の流れに身をまかせているのですが、その流れが他人と合流するのであれば相手の時間を使う事を本気で意識しなければなりません。怖いのが遅れることがクセになると自然と周りの人は評価を下げてしまいます。

約束に遅れるのならば事前に連絡すればいいのです。
どうしても連絡が取れない状況だったとしたら謝罪の気持ちは相手には必ず伝わります。

例え仕事が上手く出来なくても、要領が悪くても、性格が悪くても
私はまず時間を守る人かどうか?これって結構大事だと思うけどなぁ〜(´・_・`)

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